うらごえの裏声

へっぽこ院生の日常

趣味について

我ながらそこそこ多趣味だと思う。最近は趣味のせいで自分があと3人くらいほしいと思うようになった。趣味のせいで研究が進んでないんじゃないかと思うこともあるが,息抜きの大切さは嫌というほど思い知らされてきたので,最近は開き直っている(開き直れたのもここ最近の話)。今回はそんな私の趣味についてなんとなく書いてみようと思う。
 
ピアノ
これは小3くらいからやってる。知り合いがピアノ教室をやってるということで,親がやってみない?と言ってきたのが始まり。なんだかんだで小3から学部卒まで続けていたので,10年ちょいやってたのかな。ショパンの華麗なる大ポロネーズが好きです。今でも下宿先にキーボードがあるのでたまに弾いてる。というか最近練習の仕方を変えたら以前より指が動くようになってびっくりした。もっと早く気づいておけばよかったと思う。
 
昔はいろいろなことがよくわかっていなかったので,「そうだ,音大に行きたい」と突然思ったりしたけど,先生に「生活できるようになるの大変だからやめときなさい」的なことを言われたことがある。でも結局今も「生活出来るようになるの大変」なことをしている気がする。そういう人生なんだろうなぁ。
 
ピアノをやってたご縁?で,高校・大学はバンドをやっていた。キーボード担当。最初はJanne Da Arcのコピーから入って,幾つかオリジナル曲も作ったりした。今はもう全然作曲なんてできなくなってしまったけど。
 
合唱
これは2015年8月から。後輩が所属してた合唱団に見学に行って,その流れで飛び込み入団みたいな感じだった。合唱経験は本当にゼロだったんだけど,もともと一人カラオケに行くのは好きで,歌うことは好きだったし,2015年3月に演奏会にも行っていたので,興味はあった。
 
いくらピアノをやっていて音楽経験はあったとはいえ,合唱とは全然別物なので,最初の1年はとにかくいろんなことに慣れるのに大変だった。技術的なことをひとつひとつこなしていくので精一杯。表現もクソもない。呼吸の仕方,脱力の仕方,息の当て方,えとせとらえとせとら。
 
そもそもこういう団体に所属することって今までほとんどなかった。部活は中学のときしかやってなかったし,学部のときもサークルはしてなかった。メンバー的に割と若いほうなので,ちょっと年上の,中高の先輩みたいな年の差の人達とどういうコミュニケーションを取ったらいいのか全くわからなかった。
 
最近はやっと慣れてきて,合唱団の中での自分のポジションとかもわかってきた。技術的にも以前よりは慣れてきて,音楽的なところに頭のリソースを使う余裕も出てきた。周りの人とかともだいぶ打ち解けたんじゃないかなぁという気がする。案外時間がかかったなぁ。結構すごい合唱団なので,練習が大変なことも多いけど,楽しくやってる。
 
あと言語学の知見が意外なところで活かされていて,一応「外国語指導」という役職?みたいなのを頂いている(演奏会パンフにそう書いてあった)。主に発音の指導などをやってる。日本語・英語以外の言語の歌をやることが多いので,新曲をやるたびにその言語の音韻体系と発音をWikipediaで調べながらとかしてて,それはそれで楽しい。英語の発音を一時期がっつり勉強してた時期があったんだけど,やっといてよかったと思う。
 
写真
これは2016年10月から。一眼レフ(Nikon D5500)を衝動買いして始めた。主にスイーツとか飛行機とかを撮ってる。週末の密かな楽しみ。早速レンズ沼にハマりかけているが,もちろん買えるような余裕はないので悶々とする。スイーツと飛行機という全然違う対象を撮るので,欲しいレンズも全然違ってくるし…とりあえずまず単焦点が欲しいです。
 
カフェ巡り
上と関連して。というかもともとこっちが先だったんだけど,甘いものを食べにくのが好きです。というか甘いものが好きです。もともと一眼を買おうかなーと思ったのも,行きつけのカフェのケーキを撮るのにもっときれいに撮れたらなぁと思うことが多くなってきたってのがある。神戸に住んでいるので,行くカフェには困らないというかむしろ巡りきれていないのだが,最近はもっぱら行きつけしか行ってない。美味しいんだもんあそこの。
 
ここまで書いてると,なにやら私は「表現する」ってことが好きみたいだ。そのへんは芸術系の短大出てる母親譲りなのだろうか。うちの母親は今も臨床美術とかいうのをやってる。そういうのが好きな母親とガチガチ理系の親父との間に生まれた結果がへっぽこ大学院生の私です。まぁなんというか,成るべくして成った感もある。
 
「表現する」ことが好きなくせに,「表現者」になりきれず苦悩することが多いのだが,その話はまたの機会に。